大分県は4日、江戸時代後期に豊後岡藩(現在の竹田市など)で生まれた文人画家、田能村竹田(たのむら ちくでん、1777~1835年)の作品「歳寒三友雙鶴図(さいかんさんゆうそうかくず)」(国指定重要文化財)を、所有者から1億800万円で購入する方針を明らかにした。11日開会の県議会定例会に関連議案を提案する。
作品の詳細
県芸術文化振興課によると、作品は縦148.1センチ、横56.5センチ。ツバキと竹、梅の木、そして2羽の鶴が描かれており、江戸後期の漢学者・頼山陽の漢詩も添えられている。県は1995年から所有者から寄託を受け、現在は県立美術館で所蔵しているが、2024年に所有者が売却を希望したことから、外部有識者でつくる委員会の意見を踏まえて購入を決定した。
県議会への提案
県議会は4日、議会運営委員会を開き、6月定例会の日程を11日から26日までの16日間と申し合わせた。一般質問は17日から19日。県は約75億9600万円を追加する今年度一般会計補正予算案や宿泊税関連の条例案など15議案を提案する。



