WBC開幕、侍ジャパン連覇へ強力布陣 大谷らMLB組8人で世界に挑む
WBC開幕、侍ジャパン連覇へ大谷らMLB組8人で挑む

WBC開幕、侍ジャパンが連覇へ向けて強力布陣を整える

野球の世界一を決める国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)が5日に開幕を迎える。日本代表「侍ジャパン」は連覇を達成し、日本野球のレベルの高さを改めて世界に示すことを目指している。米国を始めとするライバル国もスター選手をそろえており、激戦が予想される大会となる。

過去最多のMLB選手8人を含む強力な戦力

侍ジャパンは選手30人のうち、米大リーグ組が過去最多の8人に上る。井端弘和監督が「4番は何人もいる」と語る強力打線が最大の強みだ。昨季55本塁打を放った大谷翔平選手(米ドジャース)に加え、今季から大リーグに挑戦する岡本和真(米ブルージェイズ)、村上宗隆(米ホワイトソックス)の両選手も破壊力十分である。

さらに、前回故障で出場を辞退した鈴木誠也選手(米カブス)や、昨季打撃2冠の佐藤輝明選手(阪神)の存在も頼もしい。投手陣は、エースの山本由伸投手(米ドジャース)を始め、実績のある選手が先発候補となる。WBCには球数制限のルールがあり、継投が勝負の鍵になりそうだ。

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東京ドームでの1次ラウンドと注目の対戦カード

WBCでは、20チームが4組に分かれて1次ラウンドを戦う。日本は東京ドームで6日から、台湾、韓国、豪州、チェコの順に対戦する。2位までに入れば、米国での準々決勝に進出できる。まずは台湾との初戦が山場となる。一昨年の国際大会「プレミア12」では、決勝で零封負けを喫した因縁の相手だ。

8日の豪州戦は、天皇陛下が観戦される。野球の国際試合での「天覧試合」は、1966年の全日本対ドジャース戦以来となる歴史的な機会だ。大会後の27日には、今季のプロ野球セ・パ両リーグが開幕する。日本代表が世界の強豪と渡り合う姿は、日本の野球をさらに盛り上げてくれるに違いない。

有料配信問題とスポーツのアクセシビリティ

気がかりなのは、今大会はテレビでは生中継されず、米動画配信大手のネットフリックスが有料で独占配信することだ。近年、サッカーやボクシングでも注目の試合が有料配信のみになる例が目立つ。背景には放送権料の高騰などがあるとされる。

スポーツは国民の関心が高く、誰でもテレビで試合を見られる環境が競技の人気を高めてきた。英国では、国民的関心の高いスポーツイベントは有料放送局による独占中継を許さないとする「ユニバーサル・アクセス権」の考え方に基づく制度がある。スポーツの魅力を幅広く伝えるため、日本でもこうした制度の導入を検討すべきではないか。

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