メジャーリーグのキャンプ地で、アストロズの今井投手が、メッツの千賀投手の投球フォームを参考にした練習を行った。この取り組みは、投球技術の向上を目指す今井の新たな試みとして注目を集めている。
千賀の投球動作から得たヒント
今井は、前日にアストロズのキャンプ地で行われたオープン戦に登板した千賀の投球を詳細に観察した。その中で、千賀が投球前にホーム側から目を切り、サード側を長く見つめる動作に着目。この一連の動きが、投球時の軸感覚に影響を与えていると考え、自身のフォーム改善のヒントとした。
キャッチボールでの実践と感覚の確認
「投げる前に一度、ホーム側から目を切ってサード側の方を見ることで、背中に軸を置いて投げられる感覚がある」と今井は説明。この感覚を確かめるため、キャッチボールの際に千賀のフォームを丁寧に参考にしながら練習に臨んだ。投球前の視線の切り替えが、体幹の安定や力の伝達にどのように寄与するかを探求している。
千賀は19日のアストロズ戦で先発し、4回を3安打無失点と好投。その安定した投球フォームは、今井にとって理想的なモデルとなっている。今井は、こうした細かい技術の吸収を通じて、自身の投球の精度と一貫性を高めることを目指している。
メジャーリーグでは、選手同士が互いの技術を学び合うことが珍しくない。今井の取り組みは、国際的な舞台で活躍する日本人投手たちの技術交流の一例として、今後の成長に期待が寄せられる。キャンプ地でのこうした努力が、シーズン本番でのパフォーマンス向上につながることが期待されている。



