昨年の甲子園王者が相次いで姿消す 選抜高校野球で衝撃の展開
第98回選抜高校野球大会は20日、大きな波乱が発生しました。昨春のセンバツ王者である横浜高校(神奈川)が、1回戦で神村学園(鹿児島)に0-2で敗れ、初戦敗退を喫しました。
横浜のエース・織田翔希が奮闘も打線が沈黙
横浜は昨年の春夏の甲子園大会でも活躍した大会屈指の右腕、織田翔希投手(3年)が先発マウンドに立ちました。織田投手は三回に2点を奪われたものの、その後は粘り強い投球で相手打線を抑え込み、打線の援護を待ち続けました。
しかし、横浜の打線は神村学園の右腕、龍頭汰樹投手(3年)のコーナーを丁寧につく巧みな投球の前に沈黙。決定打を放つことができませんでした。九回には2死満塁という絶好のチャンスを作り出しましたが、最後は三振に倒れ、試合が終了しました。
昨夏王者の沖縄尚学も初戦敗退
この結果は、19日の開幕試合で昨夏の全国高校野球選手権大会を制した沖縄尚学が帝京(東京)に3-4で敗れたことと合わせて、昨年の甲子園大会を制した春夏の王者がともに1回戦で姿を消すという衝撃的な展開となりました。
試合後、神村学園に敗れた横浜の選手たちは整列し、織田投手(右から2人目)を中心に試合を振り返りました。昨年の活躍から大きな期待を背負っていた両校の敗退は、選抜高校野球大会の予測不能な面白さと厳しさを改めて示す結果となりました。
このように、高校野球のトップを争う強豪校であっても、一戦必勝のトーナメントでは油断が許されないことを証明する試合内容でした。両校の選手たちは、この悔しさをバネに、次の夏の大会に向けて再起を誓うことでしょう。



