一力遼五冠が棋聖戦第3局を制し2勝1敗に 福岡・太宰府で白番中押し勝ち
一力遼五冠が棋聖戦第3局を制す 対戦成績2勝1敗に

一力遼五冠が棋聖戦第3局を白番中押しで制す シリーズを2勝1敗に

囲碁界の頂点を争う第50期棋聖戦7番勝負の第3局が、2月14日と15日の両日にわたり、福岡県太宰府市で対局されました。この一戦で、一力遼棋聖(28)が挑戦者の芝野虎丸十段(26)を166手で白番中押し勝ちし、シリーズの対戦成績を2勝1敗としました。一力遼棋聖は現在、名人・王座・天元・本因坊のタイトルも保持する五冠として、囲碁界をリードする存在です。

福岡・太宰府での熱戦を制し、優位に立つ

第3局は伝統ある棋聖戦の重要な局面として注目を集め、両棋士が緻密な布石と攻防を繰り広げました。一力遼棋聖は白番を引いて序盤から堅実な展開を見せ、中盤にかけて徐々に優勢を確立。終盤では芝野虎丸十段の反撃を巧みに抑え込み、166手で中押し勝ちを収めました。この勝利により、一力遼棋聖はシリーズで優位な立場を築き、棋聖位防衛への道を着実に進んでいます。

次局は栃木・日光市で開催 シリーズの行方に注目

棋聖戦第4局は、2月26日と27日に栃木県日光市で行われることが決定しています。日光市は歴史的な名所として知られ、囲碁の伝統と調和した舞台となるでしょう。一力遼棋聖が連勝して優位を拡大するか、芝野虎丸十段が反撃してシリーズを振り出しに戻すか、今後の展開が大きく注目されます。両棋士の熱い戦いが、囲碁ファンにさらなる興奮をもたらすことが期待されています。

今回の対局は、棋聖戦の50期という節目を飾る重要な一戦として、囲碁界全体に大きな話題を提供しました。一力遼棋聖の五冠としての実力が改めて証明されるとともに、芝野虎丸十段の健闘も光る内容となり、今後のシリーズがより一層熱を帯びる予感を感じさせます。