スピード・ジャパン杯で大政涼と林かりんが頂点に立つ
スポーツクライミングのスピード種目における国内最高峰の大会、スピード・ジャパンカップが2026年2月15日、佐賀県多久市で盛大に開催されました。この大会では、壁を登る速さを競うエキサイティングな競技が繰り広げられ、多くの観客を熱狂させました。
男子は大政涼が圧巻のパフォーマンス
男子部門では、日本記録保持者として知られる大政涼選手(ダイキアクシス所属)が、見事な4秒93というタイムをマークしました。この結果、彼は4大会ぶりとなる2度目の優勝を果たし、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。大政選手は予選から安定した走りを見せ、トーナメント形式の決勝ラウンドでもその実力を遺憾なく発揮しました。
決勝戦では、田渕幹規選手(大阪・上宮高校所属)が2位に入り、昨年の覇者である藤野柊斗選手(東洋大学所属)が3位に輝きました。この結果は、若手選手の台頭とベテラン選手の健在ぶりを示すものとして、関係者の間で話題を呼んでいます。
女子は林かりんが連覇を達成
女子部門では、林かりん選手(鳥取県協会所属)が7秒29という速さで優勝を飾りました。これにより、林選手は2大会連続、通算3度目の頂点に立つという快挙を成し遂げました。彼女の一貫した強さと集中力は、他の選手たちからも高い評価を受けています。
大会は予選タイムの上位者による1対1のトーナメント方式で争われ、各選手が持てる力を尽くして戦いました。この形式は、瞬発力と戦略性が求められるスピード種目の特性を活かし、観客に緊張感あふれる瞬間を提供しました。
今後の展望と選手たちの意気込み
優勝した大政涼選手は、インタビューで「長い間優勝から遠ざかっていたので、今回の勝利は特別なものだ。今後も記録更新を目指して努力を続けたい」と語り、今後の活躍への意欲を示しました。一方、林かりん選手は「連覇できて嬉しいが、まだまだ改善点はある。次の大会でも良い結果を出せるよう頑張る」とコメントし、さらなる高みを目指す姿勢を強調しました。
この大会は、スポーツクライミングの普及と競技レベルの向上に大きく貢献しており、今後も国内外で注目を集めることが期待されています。選手たちの熱戦は、2026年シーズンの幕開けを華々しく飾るものとなりました。