北海道日本ハムファイターズの北山亘基投手が3日、エスコンフィールド北海道で行われたオリックス・バファローズ戦に先発し、2年ぶりとなる完封勝利を挙げた。チームは3-0で勝利し、球団通算5000勝の節目も達成した。
研究熱心な「教授」が完封
北山は八回を終えベンチに戻る途中、新庄剛志監督と目が合った。「(九回も)行きたいかって。お願いしますと言いました」と振り返る。チーム内で「教授」と呼ばれるほど研究熱心で、責任感も人一倍だ。「行くと言った以上は絶対に抑えないといけない」と気合を入れ直した。
九回2死からオリックスの西川を追い込んだ直球は152キロを計測し、最後まで出力は衰えなかった。散発3安打、無四球で、2024年4月のロッテ戦以来、自身2度目の完封で今季2勝目を手に入れた。
チームを救う121球
2日のオリックス戦は最大5点のリードを守れずに逆転負け。救援の田中正義が3連投するなど、ブルペンは苦しい状況だった。「いつかエースと呼ばれるようになりたい。だからチームを救うような投球をして、信頼を重ねていかないと」。波に乗れないチームを救う121球となった。
球団通算5000勝の節目
この勝利は球団通算5000勝の節目の勝利にもなった。「ここまで80年くらいかかったと聞いた。次は1万勝の時に完封できたらいいかな」と、とぼけた表情で冗談をぽつり。真面目一辺倒の堅物ではない一面を見せた。
日本ハムの初勝利はセネタース時代の1946年4月28日のゴールドスター戦(後楽園)。7球団目の到達で、通算成績は5000勝5381敗394分けとなった。
万波が10号ソロ
また、万波中正選手が六回に12球団最速で2桁本塁打に乗せる10号ソロを放った。「思い描いたスイング、打球で理想的な本塁打だった。成長を実感できるのは過去の自分と比較すること。一番早く10号を打てたのは価値があることだと思う」とコメントした。



