日本相撲協会は27日、大相撲夏場所(5月10日初日・両国国技館)の番付を発表した。先場所で優勝を果たした霧島が、実に12場所ぶりに大関へ復帰し、東の2番目にその名を連ねた。
霧島、歴史的な大関復帰
現行のかど番制度が導入された1969年の名古屋場所以降、平幕以下に陥落してから再び大関に返り咲いた力士は、魁傑と照ノ富士に続き、霧島が3人目となる快挙だ。これにより、2021年春場所以来となる2横綱3大関の陣容が実現した。
新関脇に若い力
新関脇には、23歳の熱海富士と、新三役となる26歳の琴勝峰が昇進した。熱海富士は静岡県出身の力士としては、1930年夏場所の天竜以来、実に96年ぶりの関脇昇進となる。一方、琴勝峰は新入幕から所要35場所での関脇到達で、これは史上10番目の遅さとなった。
また、22歳の若ノ勝は、師匠である湊川親方(元大関貴景勝)が今年1月に常盤山部屋を継承してから初めての新入幕を果たした。
横綱・大関陣の動き
横綱は、東に豊昇龍、西に先場所途中休場した大の里が据えられ、変動はない。他の大関陣では、琴桜が東、初めてのかど番となる安青錦が西に配置された。小結は、東に4場所ぶりに三役復帰を果たした若隆景、西には関脇から降下した高安が名を連ねた。
十両昇進と復活
新十両は、近畿大学出身で24歳の大花竜ただ一人。再十両は3人で、その中には炎鵬が18場所ぶりに返り咲いた。炎鵬は首の重傷を抱えながら、史上初めて幕内から序ノ口に転落した後、関取復帰を遂げるという驚異的な復活劇を演じた。



