カットマン橋本帆乃香、世界選手権団体戦で存在感「落ち着かせる役割を」愛知出身
カットマン橋本帆乃香、世界選手権団体戦で存在感

世界選手権団体戦が28日にロンドンで開幕した。女子の橋本帆乃香(デンソー、名古屋市熱田区出身)が2019年以来の日本代表入りを果たした。彼女は世界的に減少している守備主体の「カットマン」として知られる。女子代表5人の最年長となる27歳は、長年代表の柱だった伊藤美誠(スターツ)や平野美宇(木下グループ)が不在の今大会で「チームを落ち着かせる役割を果たしたい」と語り、存在感を示している。

カットマンの戦略的価値

今月中旬に行われた代表強化合宿では、早田ひな(日本生命)や張本美和(木下グループ)が激しい打球音を響かせる中、橋本はチャンスが来るまでバックスピンをかけた球を返し続けるカットを披露した。団体戦では各試合に代表5人から3人が出場する。橋本は、攻撃的な選手の中にカットマンが混ざるメリットについて、「試合に出なくてもオーダーが読みにくくなる。相手側からすると対策する量が増える」と自負する。

これまでの軌跡

大阪・四天王寺高3年時の2016年度に全日本選手権シングルスで4強入り。2019年の世界選手権個人戦ではダブルスで銅メダルを獲得した。一時は国際大会から離れて世界ランキングを落としたが、2025年にデンソーに入社後は勢いを取り戻し、同年10月に初めてトップ10入り。日本代表に復帰した。

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課題と工夫

課題は各国のマークが厳しくなっていることへの対応だ。「最初は効いていたものが、次に対戦したときには全く効かなくなっている」と橋本は語る。それでも、バックハンドばかりだったサーブをフォアから出すなど工夫を重ね、対策の網をくぐり抜けようとしている。

悲願の金メダルへ

日本女子は過去5大会連続で中国と決勝を戦い、いずれも敗れている。目標はもちろん、悲願の金メダル獲得だ。「カットマンは長い試合になるのが当たり前。どれだけ苦しい試合になっても最後まで試合をしきる」と覚悟を語った。

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