平野歩夢、ミラノ・コルティナ五輪で初のメダル逃す 7位に終わり「ゼロから悔しさつなげる」と決意
平野歩夢、五輪で初メダル逃す 7位も「ゼロから悔しさつなげる」 (14.02.2026)

平野歩夢、ミラノ・コルティナ五輪で初のメダル逃し7位 腸骨骨折乗り越え死も覚悟の戦い

ミラノ・コルティナオリンピックは13日(日本時間14日未明)、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、日本勢からは戸塚優斗(ヨネックス)が金メダルを獲得した。19歳の山田琉聖(JWSC)は銅メダル、平野流佳(INPEX)は4位に入った。一方、平野歩夢(TOKIOインカラミ)は7位に終わり、冬季オリンピックでの連覇はならなかった。これにより、平野は出場した過去3大会全てでメダルを獲得してきた記録が途切れ、初めて表彰台を逃す結果となった。

大けがを抱え痛み止めで臨んだ決勝 86.50点も及ばず

平野は直前の大会で腸骨骨折などの大けがを負いながら出場。痛み止めを服用して臨んだ決勝では、「全てがチャレンジでしかないような戦いだった」と振り返り、「本当に生きるか死ぬかの覚悟で挑んだ」と心境を明かした。2回目の演技で大技を決め、86.50点を記録したものの、上位選手の得点には及ばず、7位に沈んだ。痛みを抱えながらの演技は、自身が納得できる内容ではなかったが、全力を尽くした戦いとなった。

「またゼロからこの悔しさをつなげたい」 前を見据えた決意表明

メダルを逃した悔しさを胸に、平野は今後の意気込みを語った。「またゼロからこの悔しさをつなげていきたい」と述べ、挫折をバネに再起を誓った。過去の栄光に縛られず、新たな挑戦を続ける姿勢を示し、ファンや関係者に希望のメッセージを送った。この発言は、アスリートとしての成長と不屈の精神を象徴するものとして注目を集めている。

日本勢の活躍と今後の展望

今回の決勝では、戸塚優斗の金メダルや山田琉聖の銅メダルなど、日本勢が健闘を見せた。平野の7位という結果は、競技の厳しさを物語る一方で、若手選手の台頭やチーム全体の底力を感じさせる場面も多かった。冬季オリンピック2026に向けて、日本スノーボード界のさらなる発展が期待される中、平野の経験と決意が次世代に与える影響も大きいと予想される。

平野歩夢は、怪我と向き合いながらも最高峰の舞台に立ち、挑戦を続ける姿で多くの人々に感動を与えた。今後の活躍に注目が集まる。