新潟県が避難所アプリをリリース、QRコードで迅速な情報共有を実現
新潟県が避難所アプリ、QRで情報共有 (25.03.2026)

新潟県がスマホ用避難所アプリをリリース、QRコードで迅速な情報共有を実現

新潟県は3月25日、災害発生時に避難者情報を速やかに把握するためのスマートフォン用アプリケーション「新潟県避難所アプリ」を正式にリリースしました。このアプリはiPhone用とAndroid用の両方が用意されており、無料でダウンロードが可能です。最大の特徴は、QRコードの読み取りだけで避難所の受付手続きが完了することにあります。これにより、県や市町村が即座に情報を共有し、迅速な支援体制の構築に貢献することが期待されています。

QRコードで一元管理、避難者名簿の記入が不要に

県防災企画課によると、避難者はアプリ内で氏名、住所、性別、生年月日などの基本情報を入力します。すると、個人専用のQRコードが画面上に表示されます。避難所の受付担当者はこのQRコードを読み取るだけで、情報が一元的に管理される仕組みです。これにより、従来必要だった避難者名簿への手書き記入が完全に不要となります。また、在宅避難や車中泊など、避難所以外の場所で避難生活を送る場合でも、避難先として登録することが可能です。この機能により、自治体からの支援物資や情報が確実に届きやすくなるとされています。

高齢者にも配慮、マイナンバーカードでも登録可能

このアプリは、避難所を運営する市町村と県が緊密に連携して開発されました。開発過程では、特に高齢者の多い自治体からの意見を積極的に取り入れ、使いやすさを追求しています。その一環として、避難所ではスマートフォンがなくても、マイナンバーカードなどを用いて情報を登録できるオプションも設けられています。これにより、幅広い年齢層の避難者がスムーズに利用できる環境が整えられました。

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年内に全市町村で利用可能に、県民に備えを呼びかけ

新潟県は、2026年12月末までに県内の全市町村でこのアプリを利用できる体制を整備する方針を明らかにしています。県防災企画課の担当者は、「このアプリは災害への備えの重要な一環です。いざという時にすぐに使えるよう、事前にダウンロードし、使い方を確認しておいてほしい」と県民に対して強く呼びかけています。この取り組みは、デジタル技術を活用した防災対策の先進的な事例として、他地域からも注目を集めそうです。

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