福和伸夫氏が岐阜で講演、南海トラフ地震に備えデジタル依存の危険性を指摘
福和氏講演、南海トラフ地震でデジタル依存の危険性を警告

福和伸夫氏が岐阜で講演、南海トラフ地震への備えを呼びかけ

名古屋大学名誉教授であり、あいち・なごや強靱化共創センター長を務める福和伸夫氏が、3月11日に岐阜市の岐阜商工会議所で講演を行いました。この講演は、「必ず来る南海トラフ地震に備えるために~東日本大震災など過去の震災から得た教訓~」をテーマとして開催され、岐阜県商工会議所連合会が主催し、約110人が参加しました。

東日本大震災の教訓を振り返り、南海トラフ地震の脅威を強調

福和氏は講演の中で、東日本大震災から15年が経過したことを踏まえ、「まさに15年前に起きたことを思い出し、私たちが同じことを繰り返さないようにすることがいちばん、被災をした東北の人たちに報いることになる」と強調しました。当時の映像を用いて震災の様子を振り返るとともに、南海トラフ地震を「日本が終わってしまう災害」と位置付け、その大規模な被害想定について詳しく解説しました。

企業のデジタル化に警鐘、伝統的な方策の重要性を訴え

企業が進めるデジタル化について質問が寄せられた際、福和氏は「地震の時は電気や通信がない。デジタルが使えれば最高だが、それだけに頼っていたら完全に破綻する可能性がある」と指摘しました。さらに、「デジタルは大事にしつつ、一方で昔ながらの方策は残すということだと思います。結局、東北も新聞が最後役に立ちました」と助言し、災害時にはデジタル技術に依存せず、アナログな手段も併用する心構えの必要性を訴えました。

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この講演は、企業や地域社会が南海トラフ地震に備える上での重要な指針を提供し、参加者からは防災意識の向上につながったとの声が聞かれました。福和氏は、過去の震災から学んだ教訓を活かし、未来の災害に備えるための具体的な行動を促しています。

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