北海道根室沖で超巨大地震級のひずみ蓄積を確認、東北大チームが英科学誌に発表
北海道沖で超巨大地震級のひずみ蓄積、東北大チームが警告

北海道根室沖で超巨大地震級のひずみ蓄積を確認、東北大チームが英科学誌に発表

北海道沖の千島海溝沿いにおいて、プレート境界が強く固着し、超巨大地震を引き起こすほどのひずみが蓄積していることが明らかになりました。東北大学を中心とする研究チームが、この研究成果を19日までに英科学誌に発表しました。

海底3カ所で地殻変動を観測

研究チームは、2019年から2024年にかけて、根室沖から千島海溝にかけての海底3カ所で地殻変動を詳細に観測しました。この観測により、プレート境界の固着状態とひずみの蓄積量を高精度で把握することに成功しました。

17世紀の超巨大地震と比較

津波堆積物の調査から、観測地点付近では17世紀にマグニチュード8.8の超巨大地震が発生し、断層が約25メートル滑ったと考えられています。今回の調査の試算では、20メートルから30メートルの滑りに匹敵するひずみが現在蓄積されていることが判明しました。

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近い将来の再来可能性を指摘

東北大学の富田史章助教(海底測地学)は、「17世紀と同規模の地震が近い将来再来する可能性がある」と警告しています。この発見は、地震防災対策の重要性を改めて浮き彫りにするものです。

研究チームは、継続的な観測と分析を通じて、地震発生メカニズムの解明とリスク評価の精度向上に取り組んでいくとしています。北海道沖の地震活動に対する警戒と備えが、今後一層求められることになりそうです。

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