草津白根山(白根山)の噴火警戒レベルが「1(活火山であることに留意)」に引き下げられたことを受け、群馬県は29日午後1時、国道292号「志賀草津高原ルート」の殺生河原駐車場前(草津町)から万座三差路(嬬恋村)に至る約8.5キロの区間における通行規制を解除しました。これにより同ルートは全線で通行が可能となり、多くの車やバイクが行き交う光景が戻ってきました。
規制解除の経緯と影響
今回の規制解除は、草津白根山の火山活動が落ち着き、気象庁が警戒レベルを「2(火口周辺規制)」から「1」に引き下げたことを受けたものです。昨年8月以降、同区間は通行止めが続いていましたが、今回の解除により、観光客や地元住民の移動が円滑になることが期待されます。
待ちわびたドライバーたちの喜び
規制解除の瞬間、草津町の「殺生ゲート」前には県外ナンバーの車やバイクが列を作り、先頭で待っていた新潟県小千谷市の二瓶康之さん(68)は「この道は山並みがきれいで、硫黄のにおいも最高です。この日を心待ちにしていました」と笑顔で語りました。ゲートが開かれると、次々と車両が通過し、再び高原ルートの魅力を満喫できる喜びが広がりました。
地域経済への期待
志賀草津高原ルートは、草津温泉や万座温泉などの観光地を結ぶ重要な道路であり、観光客の誘致や地域経済の活性化に大きな役割を果たしています。規制解除により、夏の観光シーズンを前に、多くの観光客が訪れることが予想されます。地元の飲食店や宿泊施設からは、待ち望んだ朗報として歓迎の声が上がっています。
- 規制区間:殺生河原駐車場前(草津町)~万座三差路(嬬恋村)
- 距離:約8.5キロ
- 規制期間:昨年8月から約9カ月間
群馬県は今後も火山活動の状況を注視し、必要に応じて適切な対応を取るとしています。観光客は最新の情報を確認の上、安全なドライブを楽しんでください。



