和歌山県田辺市は10日、世界遺産・熊野古道の一部が台風6号の影響で崩落したと発表した。同市中辺路町の約1.8キロ区間が通行止めとなり、復旧の見通しは立っていない。
崩落の詳細
市観光振興課によると、通行止めとなったのは同市下三栖から「滝尻王子」に至る潮見峠越ルートのうち、「捻木の杉」付近から「潮見峠」までの区間。3日に台風6号が県南部に上陸し、8日に観光客からの通報を受けて市が現地を確認したところ、川沿いの林道が長さ約4メートルにわたって崩れていたという。
影響と今後の対応
通行止め区間に迂回路はなく、潮見峠越ルートは通り抜けできない状態。市は復旧作業の時期について未定としており、観光客やハイカーへの影響が懸念される。熊野古道は世界遺産に登録されており、多くの観光客が訪れる人気のルート。市は安全確保を最優先に対応を進める方針。



