全国でクマの出没が相次ぐ中、クマ対策グッズが改めて注目されている。群馬県高崎市小八木町の登山用品店「モンベル高崎店」では、昨年以降、一部商品の売り上げが2倍以上に増加し、クマスプレーは現在も欠品状態が続いている。
特設コーナーで対策グッズを展開
同店によると、クマの人身被害が全国的に多発した昨年、対策グッズへの問い合わせが例年の2倍近くまで急増。昨年10月中旬には、クマ鈴やホイッスル、ポータブルラジオなど約20種類の対策グッズを集めた特設コーナーを設置した。
クマスプレーは入荷即完売
一番の売れ筋はクマスプレーで、入荷しても1週間ほどで完売する状況が続き、現在も数十本の予約が入っているという。日常生活で持ち歩ける消音機能付きのクマ鈴も人気で、一部商品は欠品することがある。
11日に同店でクマ鈴を購入した伊勢崎市の女性会社員(57)は「山に登るので、自分にできる対策をしたかった」と話す。
客層が多様化
最近は登山客だけでなく、林業関係者や山間地域に住む住民にも客層が広がっている。有馬雄史店長(36)は「当初の想定をはるかに上回る売れ行き。これからクマの活動が活発化するので、備えを万全にしてもらえれば」としている。



