江戸時代後期から幕末にかけて活躍した画家、柿沼山岳に焦点を当てた企画展が、群馬県太田市世良田町の市立新田荘歴史資料館で開かれている。会期は28日まで。
柿沼山岳の生涯と作品
山岳は現在の埼玉県加須市に生まれ、江戸で書画を学んだ後、30代で木崎(現太田市)に移り住んだ。私塾を営みながら絵画の修業に励み、軟らかい線を重ねて描く南画を得意とした。一方で、雄大な自然を題材にした山水画も手がけている。
展示作品の見どころ
会場には「百老図屏風」など地元に残る作品24点を展示。同館学芸員の前沢哲也さんは「木崎宿は日光例幣使街道とあかがね街道の文化の交差点。そこで花開いた絵画を鑑賞してほしい」と話す。
関連イベント
20日午後1時半からは講演会「柿沼山岳と上州人の文人画家たち」が開かれる。入館料は200円。月曜休館。問い合わせは同館(電0276-52-2215)へ。



