長崎の小学校教諭、児童を「ゴキブリ」呼ばわりで戒告処分 日常的暴言問題化
児童を「ゴキブリ」呼ばわり 小学校教諭が戒告処分

長崎の小学校教諭が児童を「ゴキブリ」呼ばわり 日常的暴言で戒告処分

長崎県教育委員会は2026年3月23日、長崎市立小学校の男性教諭(64歳)に対し、受け持ちの児童を「G(ゴキブリ)」と呼ぶなどの暴言を日常的に繰り返したとして、同日付で戒告の懲戒処分を科したことを発表しました。この処分は教育現場における不適切な言動に対する厳しい対応を示すものです。

保護者面談での問題発言からエスカレート

県教育委員会義務教育課の調査によると、問題の発端は昨年7月にさかのぼります。教諭は保護者との二者面談において、特定の児童について「何もしない、努力もしないのにできるのでむかつく」と発言しました。この発言をきっかけに、教諭の不適切な言動は次第にエスカレートしていったのです。

その後、教諭は児童本人に対しても直接「むかつく」と発言するようになり、教卓の前の席に座っていた同じ児童に対しては「目障り」と述べたことが確認されています。これらの発言は単発的なものではなく、継続的に繰り返されていたことが特徴です。

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「転生できるのはゴキブリだけ」との暴言

特に深刻な事案として、昨年9月には同じ児童に対し「お前が転生できるのは、G(ゴキブリ)だけだ」と言い放ち、同月末まで日常的にその児童を「G」と呼び続けていたことが明らかになりました。この表現は児童の人格を著しく傷つけるものであり、教育者として許容できない言動です。

さらに、校外学習の際のバス車内では「お前の横にだけは座らない」と発言するなど、学校外の場面でも不適切な言動が続いていたことが判明しています。これらの一連の行為は、昨年11月に児童の保護者からの指摘を受けて表面化しました。

教育委員会の対応と今後の課題

長崎県教育委員会は今回の事案を受け、教諭に対して戒告処分を決定しました。戒告処分は懲戒処分の中では比較的軽いものではありますが、公教育の場における不適切な言動に対して明確な姿勢を示すものです。

教育現場では、教員と児童生徒の適切な関係構築が常に求められています。今回のような暴言問題は、単に個人の資質の問題だけでなく、学校組織全体のチェック機能や相談体制の在り方にも課題を投げかけています。長崎県教育委員会は、再発防止に向けた具体的な対策を講じていく方針を示しています。

この事件は、教育現場における言葉の暴力の問題が改めて浮き彫りになった事例として、関係者の間で大きな衝撃を与えています。児童の尊厳を守り、安心して学べる環境をいかに確保するかが、今後の重要な課題となるでしょう。

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