小学生の体力テスト結果、コロナ前の水準に回復傾向
小学生体力テスト、コロナ前水準に回復傾向

全国の小学5年生を対象とした2025年度の体力テストの結果、新型コロナウイルス禍で低下していた体力が、ほぼ元の水準に回復したことが、文部科学省の調査で明らかになりました。

コロナ前の水準に回復

調査は全国の公立小学校の5年生約100万人を対象に、握力や上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、20メートルシャトルラン(持久走)、50メートル走、立ち幅跳び、ソフトボール投げの8種目を実施。総合評価はAからEまでの5段階で、AとBの割合が男女ともコロナ前の2019年度並みに戻りました。

持久走と反復横跳びで改善顕著

特に持久走と反復横跳びでは、コロナ禍で顕著だった低下が回復。男子の20メートルシャトルランは平均58.3回(2019年度は57.9回)、女子は46.2回(同45.5回)と、わずかに上回りました。反復横跳びも男子が47.2点(同46.8点)、女子が44.8点(同44.3点)と改善。

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一方、握力やソフトボール投げはコロナ前と同水準にとどまり、大きな変化は見られませんでした。文科省は「学校での体育授業や外遊びの機会が回復したことが背景にある」と分析しています。

地域差と今後の課題

都道府県別では、上位は福井県、東京都、神奈川県などが占め、下位は沖縄県、宮崎県など。地域差は依然として存在し、文科省は「引き続き体力向上の取り組みを支援する必要がある」としています。

また、スマートフォンやゲームの長時間利用が体力に与える影響も指摘されており、家庭での生活習慣改善も課題です。

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