愛知県立大学が新学群「共創学群 社会イノベーション学類」を2028年開設へ 文理融合で社会課題解決の人材育成
愛知県立大が新学群「共創学群」を2028年開設へ 文理融合 (12.03.2026)

愛知県立大学が新学群「共創学群 社会イノベーション学類」を2028年開設へ 文理融合で社会課題解決の人材育成

愛知県立大学(長久手市)は、学部・学科に相当する新たな教育組織として「共創学群 社会イノベーション学類」(仮称)の新設を目指している。2026年度に文部科学省へ設立申請を行い、認可されれば2028年4月の開設を予定している。この新学群は、文系と理系の枠組みを超えた融合教育と研究を展開し、現代社会が直面する複雑な問題や企業の課題を解決に導く人材の育成を目的としている。

新組織の概要と教育方針

新たな組織は長久手キャンパスに設置される予定で、入学定員は45人とされる。既存の文系学部から同数の定員を削減して設置するため、大学全体の総定員数は変わらない。愛知県立大学が従来から強みを持つ外国語教育や情報技術分野に加え、経営学やマーケティングなど実践的な要素を組み合わせることで、自治体や企業、シンクタンクなど多様な分野で活躍できる学生の育成を図る。

教育の特徴として、卒業までに企業などの外部機関と連携した課題解決型学習(PBL)の授業を複数回受けることが挙げられる。具体的には、1年次に現場での課題発見の視点や方法を学び、その後、語学やプログラミング、経営学など解決に必要な知識や技能を学内で習得する。3年次と4年次には再びPBLに取り組み、課題の発見から解決策の提示まで一連のプロセスを実践的に経験するカリキュラムが組まれている。

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背景と学長の意図

愛知県立大学における学部レベルの新組織の設置は、2009年に県立看護大学を統合して看護学部が設置されて以来のこととなる。川畑博昭学長は、探究的な学びを重視する高校教育の変化に対応することなどを理由に挙げ、「大学教育を変革し、社会のニーズに応えられる人材を育てていく」と語っている。この新学群の設立は、時代の要請に応えた教育刷新の一環として位置づけられている。

入試方式については現在検討中であり、2024年4月以降には新組織に関する専用ウェブサイトを開設し、教育内容や最新情報を発信していく方針だ。これにより、受験生や関係者への情報提供を強化する。

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