茨城空港の韓国・清州便が燃料高騰で運休 知事「早期再開を要望」
茨城県の茨城空港(小美玉市)を拠点とする韓国・清州(チョンジュ)便が、燃料価格の高騰を理由に運休となった。韓国の格安航空会社(LCC)エアロKがこの決定を下し、9日から5月30日までの期間、路線を停止する。
大井川知事「イラン情勢を鑑みると致し方ない」
大井川和彦茨城県知事は10日の定例会見で、この運休についてコメントした。「イラン情勢を鑑みると、残念だが致し方ない判断だ」と述べ、国際情勢の影響を指摘した。さらに、「情勢の変化に伴い、早期に再開していただけるよう、航空会社と連絡を取り合っていきたい」と早期再開への期待を示した。
知事はまた、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の上昇に言及し、「エアロK便に限らず、インバウンド(訪日客)への影響は出てくるだろう」との見解を表明した。燃料価格高騰が航空業界全体に与える影響について懸念を表明した形だ。
ソウル便も8月から運休予定 国際線は1路線のみに
今回の運休に加え、同社が運航するソウル(仁川)便も8月3日から10月23日まで運休を予定している。これにより、茨城空港の国際線は10日現在、同社のソウル便のみが運航する状況となる。
茨城空港の国際路線の現状について、以下の点が注目される:
- 清州便:9日から5月30日まで運休
- ソウル便:8月3日から10月23日まで運休予定
- 現在運航中の国際線:エアロKのソウル便のみ
この運休決定は、世界的な燃料価格の高騰が地方空港の国際路線にも直接的な影響を与えていることを浮き彫りにした。茨城県としては、観光やビジネスにおける国際交流の機会が減少することを懸念している。
地域経済への影響を最小限に抑えるため、県と航空会社との間で継続的な協議が行われる見込みだ。情勢の変化次第では、運休期間の短縮や早期再開の可能性も探られている。



