鈴木憲和農林水産大臣は11日、共同通信のインタビューに応じ、昨年発生したコメの供給不足と価格高騰、いわゆる「令和の米騒動」について「もう二度と起こさない。断言する」と強い決意を示した。
農水省の反省点
農林水産省は、需要と供給の見通しを誤ったことに加え、備蓄米の放出時期が遅れたことを深刻に反省している。鈴木農相は「需要予測を精緻なものにすれば誤りはかなり防げる」と述べ、今後の対策として需要予測の精度向上を最重要課題に掲げた。
2026年産米の見通し
一方、2026年産の主食用米については、生産が需要を超過する見通しであり、米価は下落傾向にある。鈴木農相は一般論と断った上で「供給が需要を大幅に上回れば値段はどうなるか、過去の歴史が証明している」と述べ、値下がりが続くとの見方を示した。
政府は今回の反省を踏まえ、需給バランスの安定化に向けた施策を強化する方針だ。具体的には、需要予測モデルの見直しや、備蓄米の運用ルールの改善などが検討されている。



