11日午前の東京外国為替市場において、円相場は1ドル=160円台後半での取引が行われている。市場では、米国とイランの間で戦闘終結に向けた交渉が大きな進展を見せていないとの見方が広がり、安全資産としての基軸通貨ドルに「有事の買い」が入った。
円安ドル高の動き
午前10時現在の円相場は、前日比14銭の円安ドル高となる1ドル=160円52~53銭で推移している。一方、ユーロに対しては1銭の円高ユーロ安となり、1ユーロ=185円28~32銭で取引されている。
ドル買いの背景
原油価格の高騰が続く中、米国ではインフレ加速への警戒感が一段と高まっている。これにより、連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げを余儀なくされるとの観測が強まり、ドル買いをさらに後押しする要因となっている。
市場関係者は、今後の米イラン交渉の行方や原油価格の動向に注目しており、円相場は引き続き不安定な値動きが予想される。



