秋篠宮紀子さまと佳子さま、皇室ゆかりの華道展を鑑賞
秋篠宮妃紀子さまと次女佳子さまは2026年4月8日、東京都中央区の日本橋高島屋を訪れ、開催中の「圓照寺門跡 山村御流いけばな展」を観賞しました。この華道展は、皇室に深い縁を持つ奈良県の圓照寺に伝わる流派によるもので、約70点の作品が展示されています。
紀子さま、被災地の花器に心を寄せる
紀子さまは昨年に続いて同展を鑑賞し、13代門跡で家元の萩原道秀さんの案内を受けました。特に、東日本大震災で被災した福島県浪江町の伝統工芸「大堀相馬焼」の花器にトチノキとシャクヤクを生けた作品の説明を聞き、「忘れないでいることは大切ですね」と感慨深げに語りました。この言葉は、被災地への思いやりと記憶の重要性を強調するものでした。
佳子さま、初めての鑑賞で花と器の調和を称賛
今回初めて訪れた佳子さまは、日本工芸会の総裁を務めており、工芸品への関心が高いです。萩原さんに「普段よく目にする工芸品の器に、こんな風に生けられるんだと分かりました」と伝え、全体を鑑賞後には、「花と器の調和が素敵な空間を作り出していました」と感想を述べました。華道の美しさと伝統工芸の融合に感銘を受けた様子がうかがえます。
圓照寺と山村御流の歴史的背景
圓照寺は、後水尾天皇の第一皇女・文智女王によって開山された皇室ゆかりの寺院です。山村御流は、同寺の門跡が代々家元を務める華道の流派で、山中の草花を自然のままに仏前に供えた文智女王の精神を現代まで継承しています。この展覧会は、その歴史と芸術性を広く伝える機会となっています。
入場は無料で、いけばな展の会期は4月13日まで続きます。皇室メンバーの訪問により、華道と伝統文化への関心が高まることでしょう。



