神奈川県開成町のあじさいの里で、第39回となる「あじさいまつり」が開催されている。田植え直後の水田をアジサイが囲む美しいコントラストが人気で、昨年は過去最高となる22万3千人が訪れた。今年は初めて、週末に「あじさい池」をライトアップし、幻想的な雰囲気を演出している。まつりは14日まで。
水田地帯を彩る5千株のアジサイ
このまつりは、他にはないアジサイの風景を目指して始まった。東京ドーム約3.6個分の広さを持つ水田地帯の農道や水路沿いに、5千株以上のアジサイが植えられており、その総延長は10.6キロに及ぶ。メイン会場の奥にある「あじさい池」では、約2千輪のアジサイが水面を彩る。剪定した花を捨てるのはもったいないと、2019年に池に浮かべたところ、たちまち評判となり、今では恒例の光景となっている。13日と14日の両日、午後6時半から8時半までライトアップが行われる。
多彩なイベントと人気のコロッケ
メイン会場では、連日さまざまな催しが予定されている。11日にはベリーダンスやフラダンス、12日にはマジックやジャグリング、13日には県警音楽隊のコンサートや「えっさホイおどり」、14日には県西地域の高校7校による吹奏楽部やダンス部、理科部の活動発表などが行われる。
13日には、淡い青から濃い青へと開花していく新品種「開成ブルー」の苗木が販売されるほか、地元の県立吉田島高校の生徒が開発した「弥一芋コロッケ」も販売される。これは、地元特産の「開成弥一芋」のうち、流通しない親芋を使ったフードロス対策として生徒が考案したもので、毎年完売する人気商品だ。今年は新たにカレー味も提供される。また、13日と14日には「アシガラマルシェ」も開催される。
アクセスと問い合わせ
まつり期間中、小田急線開成駅からシャトルバス(大人240円)が運行されている。詳細は町のあじさいまつり公式サイトに掲載。問い合わせは町産業振興課(電話0465-84-0317)へ。



