手足口病が佐賀県で流行、2年ぶり警報発令 乳幼児に注意
手足口病が佐賀県で流行、2年ぶり警報発令 乳幼児に注意

佐賀県は2026年6月10日、口の中や手足に発疹が現れる「手足口病」が県内で流行しているとして、警報を発令しました。これは2024年6月以来、実に2年ぶりの発令となります。

警報発令の背景

佐賀県によると、6月1日から7日までの1週間で、県内12か所の定点医療機関から合計92人の感染が報告されました。1医療機関あたりの患者数は7.67人に達し、警報発令の基準となる5人を大きく上回っています。この数値は、県が定める注意報の基準(2人)も超えており、感染が急拡大している状況です。

症状と感染経路

手足口病は主に乳幼児がかかるウイルス性の感染症で、発熱とともに口の中や手足に水疱性の発疹が現れます。原因となるウイルスは主にエンテロウイルスで、飛沫感染や接触感染、糞口感染によって広がります。特に保育園や幼稚園などでの集団感染が多く見られます。

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県は「乳幼児を中心に感染が広がっている」として、保護者や保育施設に対し、こまめな手洗いやタオルの共用を避けるなど、基本的な予防策を徹底するよう呼びかけています。また、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診し、登園や外出を控えるよう求めています。

過去の警報との比較

佐賀県が手足口病の警報を発令したのは、2024年6月以来2年ぶりです。2024年の流行時には、1医療機関あたりの患者数が10人を超える地域もありましたが、今回はそこまでの規模には至っていません。ただし、今後さらに患者数が増加する可能性もあるため、注意が必要です。

予防と対策

手足口病には特効薬やワクチンがなく、治療は対症療法が中心となります。そのため、予防が最も重要です。具体的には、以下の対策が有効です。

  • 石けんを使ったこまめな手洗い
  • タオルや食器の共用を避ける
  • おむつ交換後の手洗いを徹底
  • 症状がある子どもは登園を控える

また、感染しても軽症で済むことが多いですが、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を引き起こすことがあるため、注意深く観察する必要があります。

佐賀県は今後も感染状況を監視し、必要に応じてさらなる注意喚起を行う方針です。県民は最新の情報に注意し、適切な予防行動を心がけましょう。

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