「できることは何でも」ノリ日本一返り咲き、佐賀の決断「大正解」 4年ぶり奪還
ノリ日本一返り咲き 佐賀の決断「大正解」 4年ぶり奪還

佐賀県が見事、ノリ生産量日本一の座を4年ぶりに奪還しました。8日、ライバルである兵庫県の最終結果が確定し、佐賀の勝利が決まりました。これを受け、県有明海漁協の西久保敏組合長らが山口祥義知事を訪問し、今季の成果を報告しました。

漁協組合長「1位と2位ではこんなに違う」

西久保組合長は、集まった報道陣の多さに驚き、「1位と2位ではこんなに違う」と実感を語りました。さらに、「佐賀独特のおいしいノリを採ろうと、採苗(種付け)を11月までずらしたのが大正解だった」と振り返りました。これに対し、山口知事は「よく判断したね」と応じました。

漁期を遅らせた決断が吉と出る

今季のノリ漁は、例年より遅い昨年11月から始まりました。これは、前シーズンに海水温が十分に下がらなかったため、ノリの生育に適した低水温になるまで待ったからです。漁期が短くなるリスクを承知での決断でしたが、結果として黒々と色づいた高品質のノリが豊富に収穫されました。

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特に、秋芽ノリの初摘みでは、2年ぶりに最高級の「佐賀海苔(のり)有明海一番」の認定を受けました。昨年12月の第1回入札会では、販売実績が1億1667万枚、約60億円に達し、1枚あたりの平均単価が初めて50円を超えるなど、好調な滑り出しを見せました。

前半の好調はその後も続き、最終的に日本一を確実なものにしました。佐賀県のノリ漁師たちは、品質と量の両面で高い評価を得たことに誇りを持っています。

西久保組合長「できることは何でもやる」

西久保組合長は、「できることは何でもやる」という姿勢で臨んだ結果が実を結んだと述べ、今後のさらなる品質向上に意欲を示しました。山口知事も「佐賀のノリのブランド力をさらに高めていきたい」と期待を寄せています。

佐賀県のノリ生産は、有明海の豊かな自然と漁師たちのたゆまぬ努力によって支えられています。今回の日本一奪還は、県全体の誇りとなっています。

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