三重県いなべ市、木育推進事業に590万円計上 乳児に木のおもちゃを贈呈
三重県いなべ市は、2026年度の一般会計当初予算案を発表しました。その中で、生後約3か月の乳児を対象に木のおもちゃを贈る「木育推進事業」に、約590万円を盛り込んだことが明らかになりました。この事業は、幼少期から木のぬくもりに触れる機会を提供し、子どもたちの豊かな心を育むことを目的としています。
自然とのつながりを感じる木育の取り組み
事業では、森林環境譲与税などを活用して、地元産の木材を中心に木のおもちゃを作製します。これらのおもちゃは、お祝い品として配布され、対象となる乳児は約300人を見込んでいます。市は、自然とのつながりを感じられる環境づくりを通じて、子どもたちの情緒的な発達を支援する方針です。
こども・子育て拠点施設での木育拡大
さらに、いなべ市では旧大安庁舎周辺に計画されている「こども・子育て拠点施設」において、木のおもちゃや木製の遊具で施設を満たす構想を進めています。これにより、木育を市のブランドとして育て、地域全体で子育て環境の充実を図る考えです。
子育て重点の予算編成を強調
17日に開催された記者会見で、日沖靖市長は「今回の予算編成は、子育てに重点を置いたものとなった」と述べ、木育推進事業を含む施策の重要性を強調しました。市の2026年度一般会計当初予算案の総額は253億円で、前年度当初比で10.5%の減少となっていますが、子育て関連事業への投資は積極的に維持されています。
この取り組みは、地域資源を活用した持続可能な子育て支援として注目を集めており、今後の展開が期待されます。いなべ市は、木育を通じて子どもたちの健やかな成長を支え、地域コミュニティの強化を目指していきます。