豪雨による東海道新幹線の運転規制減少へ、JR東海が三島-浜松間でのり面補強
豪雨による新幹線運転規制減少へ、JR東海が対策

JR東海は29日、豪雨による東海道新幹線の運転規制を減らすため、雨の影響が特に顕著な三島―浜松間において、2030年までに総額約110億円を投じてのり面を補強する対策を講じると発表した。この対策により、運転規制の延べ時間を約2割削減できる見通しである。

背景:台風10号の影響と運転規制の実態

同社によると、2024年夏には台風10号の影響で静岡県内の雨量が規制値を超過し、4日間にわたって計画運休を含む上下線合わせて1300本が運休する事態となった。また、三島―浜松間は過去15年間の雨量計データを分析しても豪雨が多く、この区間における運転規制の延べ時間は東海道新幹線全体の約6割を占めていた。

規制指標の見直しとのり面補強

運転規制の指標に関しては、2025年6月に従来の24時間降雨量に代わり、土壌にたまった水分量を示す「土壌雨量」を導入している。今回の対策では、三島―浜松間の延べ約20キロメートルにわたる盛り土などののり面をコンクリートで覆ったり、くいを打ち込んだりして補強した上で、土壌雨量の規制値を見直す方針である。

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この取り組みにより、豪雨時の運転規制が大幅に緩和され、安定した運行が期待される。JR東海は今後も安全対策を強化し、利用者の利便性向上を図るとしている。

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