犬山の空自機墜落事故で防衛省が休業賠償、貸しボート事業者らに
犬山の空自機墜落事故で防衛省が休業賠償

愛知県犬山市の農業用ため池「入鹿池」で昨年5月に発生した航空自衛隊のT4練習機墜落事故に関して、小泉進次郎防衛相は12日の記者会見で、事故後に営業停止を余儀なくされた貸しボート事業者らに休業賠償を実施したことを明らかにした。賠償額については公表を控えている。

賠償の対象と期間

防衛省が賠償を行ったのは、入鹿池でワカサギ釣り客向けに貸しボート事業を営む7事業者と、池の近くで喫茶店を営む1事業者の計8事業者である。同省が事故機の捜索や引き揚げ作業を池一帯で実施した影響で、これらの事業者は長期にわたり営業停止を余儀なくされた。賠償の対象期間は、事故が発生した昨年5月14日から同年9月末までとなっている。

事故調査の進捗

小泉氏は事故調査の現状について、「回収した部品の分析結果などを踏まえ、事故の原因や再発防止策を検討している」と説明。調査が完了次第、速やかに結果を公表する考えを示した。

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風評被害への対応

事故を巡っては、地元の貸しボート組合が今年3月、風評被害による釣り客減少への賠償を防衛省に要望していた。これに対し小泉氏は、「被害の状況と事故との因果関係などを確認した上で、関係法令に基づき適切に対応する」と述べた。

防衛省は引き続き事故原因の究明と再発防止に努めるとともに、地域への影響に配慮した対応を進める方針だ。

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