神戸市北区有馬町で9日夜に発生した火災により、有馬稲荷神社の敷地内にある住宅や社務所など3棟が全焼し、10日未明に鎮火した。この火災で、住宅に住む宮司の男性(84)と妻(83)が軽いやけどを負った。
火災の詳細と影響
有馬署と市消防局によると、火災は発生から約5時間後の10日午前2時20分ごろに消し止められた。焼失面積は計約380平方メートルに及んだ。神社本殿への被害はなく、付近の山林にも延焼しなかった。
温泉街の安全確保
現場は有馬温泉街のすぐ近くに位置しており、火災発生時には宿泊客や住民が避難する事態となった。近くで旅館を営む70歳代の男性は「林野火災に広がったり、旅館に燃え移ったりしないかと心配だった」と語り、安堵の表情を見せた。
消防当局は現在、出火原因の調査を進めている。温泉街の観光客や地元住民からは早期の原因解明と再発防止が求められている。



