福島県内の消防隊員たちが、今月開催される県消防救助技術大会に向けて訓練に励んでいる。9日には福島市消防訓練センターにおいて、市内の消防署に所属する13人の隊員が救助訓練を公開した。
訓練の内容
訓練では、マンホール内での事故を想定した「引揚救助」が行われた。見学に訪れた19人の園児たちが「頑張れ!」と声援を送る中、隊員たちは力強い動きで要救助者役を迅速に搬出。さらに、洪水時などを想定した訓練では、建物から20メートル離れた別の建物の間にロープを張り、手足の力のみを使って素早く渡る技を披露した。
講評と意気込み
訓練後、福島市消防本部の渡辺祐一消防長は「日頃の厳しい訓練に耐え、洗練された動きだった。実際の災害現場で生かせるように取り組んでほしい」と講評した。大会は24日、福島市の県消防学校で行われ、県内各地の消防本部などが参加。救助の正確性と所要時間が評価される。福島消防署の八巻柊斗消防士(26)は「技術的にも体力的にもチーム一丸で向上している。大会では上位に入りたい」と意気込みを語った。



