「どうして泣かせるの?」新名神事故初公判、朗読された孫への手紙に遺族涙
「どうして泣かせるの?」新名神事故初公判、朗読された孫への手紙

2026年3月、新名神高速道路で発生した6人死亡事故の初公判が10日、津地方裁判所で開かれた。事故で亡くなった静岡県袋井市の松本さん一家5人の遺族も傍聴し、法廷では5人への思いをつづった祖母の調書が読み上げられた。

事故の概要

事故があったのは3月20日。松本幸司さん(45)、妻の恵梨子さん(42)、長女で小学5年の莉桜さん(11)、長男で小学2年の壮真さん(8)、次女の彩那さん(5)の一家5人は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)へ向かう途中で事故に巻き込まれた。被告の運転手はTikTokを見ながら運転していたとされる。

法廷での証言

初公判では、子どもたち3人の祖母であり恵梨子さんの母の調書が読み上げられた。調書には「壮真に会いたい。みんなに会いたい」「どうして泣かせるの?」といった悲痛な言葉がつづられ、遺族や傍聴人は涙をぬぐった。また、被告は起訴内容を認め、過失運転致死傷罪などに問われている。

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遺族の思い

遺族は「小学生のバレー指導を楽しみにしていた夫」「優しく思いやりがあった子どもたち」と語り、悔しさと悲しみをにじませた。事故の重大性が改めて問われる公判となった。

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