新名神高速6人死亡事故、全員の身元判明 家族旅行中の5人と帰省中の1人
新名神高速6人死亡事故 全員の身元判明 家族旅行中5人 (06.04.2026)

新名神高速道路の多重事故で6人死亡 全員の身元が判明

三重県亀山市の新名神高速道路下り線で今年3月20日未明に発生した多重事故で、死亡した6人全員の身元が6日、三重県警によって特定され、公表されました。この悲惨な事故では、静岡県から家族旅行中の5人と、埼玉県から帰省途中の1人が命を落としています。

事故で亡くなった6人の詳細

身元が確認されたのは、大型トラックに追突されたミニバンに乗っていた静岡県袋井市の松本家の5人と、別の車両に乗っていた埼玉県草加市の男性です。

松本家の家族5人:

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  • 松本幸司さん(45歳・会社員)
  • 妻の恵梨子さん(42歳)
  • 長女の莉桜さん(11歳・小学5年生)
  • 長男の壮真さん(8歳・小学2年生)
  • 次女の彩那さん(5歳)

別の車両の乗員:

  • 高峰啓三さん(56歳・団体職員・埼玉県草加市)

県警の発表によると、全員が頭部や全身、胸部を強く打つなどの重傷を負い、死亡したとされています。松本家の家族は関西方面への観光旅行中であり、高峰さんは関西方面への帰省途中だったことが明らかになりました。

事故発生時の状況と捜査の進展

事故は亀山西ジャンクション手前のトンネル出口付近で発生しました。工事に伴う渋滞で停車していた松本家のミニバンに、後方から来た大型トラックが追突。その衝撃で前方にいた高峰さんのSUVも巻き込まれ、3台の車両が炎上するという惨事となりました。

三重県警は、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の容疑で、大型トラックを運転していた水谷水都代容疑者(54歳)を逮捕しています。水谷容疑者は容疑を認めており、これまでの調べでは「よく前を見ていなかった」「ブレーキを踏んだが間に合わなかった」などと供述していると伝えられています。

事故現場には明確なブレーキ痕が確認されており、トンネル内の壁面に接触した痕跡がないことから、居眠り運転の可能性は低いと見られています。県警は先月、水谷容疑者の勤務先である広島市安芸区の運送会社などを捜索し、ドライブレコーダーのデータを押収して詳細な解析を進めています。現在は脇見運転の可能性も視野に入れ、慎重な調査が続けられている状況です。

遺族の悲痛なコメント

松本家の遺族は弁護士を通じて、深い悲しみに包まれていることを明らかにしました。「私たち遺族は深い悲しみの中にいます。突然の出来事を受け止めるには心の整理がつかずにいる状況です。まずは静かに向き合う時間を頂きたいと思います」というコメントが発表され、この事故が遺族に与えた衝撃の大きさが伝わってきます。

この事故は、高速道路における安全運転の重要性を改めて問いかけるものとなりました。県警は引き続き、事故原因の究明と再発防止に向けた取り組みを進めていく方針です。

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