福島の自転車事故、出合い頭が6割 昨年426件中241件
福島の自転車事故、出合い頭が6割 昨年426件中241件

昨年、福島県内で発生した自転車関連の人身事故は426件に上り、このうち出合い頭の衝突事故が全体の6割近い241件を占めたことが、県警のまとめで明らかになった。

事故の内訳と特徴

県警交通企画課によると、2025年の県内における自転車が関係する人身事故を類型別に見ると、出合い頭の衝突事故が最多だった。死者は5人で、負傷者は416人に達した。事故の半数では、自転車側にも何らかの違反が認められた。

出合い頭の衝突事故は、道路交差点での発生に加え、商業施設などの駐車場から出ようとした自動車と自転車による事故も多く報告されている。

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注意喚起と新制度

同課の石井隆浩調査官は「交差点での出合い頭の事故は、自動車が減速している巻き込まれ事故などに比べて衝撃が大きく、大きなけがにつながりやすい」と注意を促す。

自転車利用を巡っては、16歳以上が自転車で交通違反をした際に反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度が4月1日に導入された。石井調査官は、交差点での事故につながりかねない自転車の違反行為として「指定場所での一時不停止」(反則金5000円)や「信号無視」(同6000円)を挙げる。さらに「規制がない交差点であっても、住宅街の交差点など見通しの悪い場所では徐行する義務があり、違反すれば、反則金5000円が課せられる可能性がある」と指摘する。

歩行者との事故

一方、自転車と歩行者の事故は9件で、内訳は歩道以外が6件、歩道上が3件だった。

石井調査官は「自転車は軽車両で、車の仲間だということを改めて認識してほしい。自転車の利用者が重大事故の加害者にならないよう、交通ルールをしっかりと守ってほしい」と強調した。

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