21日午前、福島県沖を震源とする地震があり、同県などで震度5弱を観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.1と推定される。この地震で気象庁は一時、福島県沿岸に津波注意報を発表したが、その後解除された。津波による被害は確認されていない。
地震の概要と各地の震度
地震は午前9時18分ごろ発生。震度5弱を観測したのは福島県のいわき市、双葉町、大熊町など。震度4を宮城県、茨城県、栃木県の一部で観測した。東北新幹線や常磐線など一部の鉄道が一時運転を見合わせたが、午前中には順次再開した。
原発への影響
東京電力は福島第一原子力発電所と第二原子力発電所について、地震による異常がないことを確認した。また、周辺の放射線量モニタリングポストの値にも変化はなく、環境への影響はないとしている。東北電力の女川原発や日本原子力発電の東海第二原発も異常は確認されていない。
気象庁は、今後1週間程度は同程度の地震に注意するよう呼びかけている。特に地震発生後数日間は、大きな余震が発生する可能性があるとして警戒を促している。
今回の地震は、2011年の東日本大震災を引き起こした地震の余震域で発生した。気象庁は「東日本大震災の余震活動は依然として続いており、今後も注意が必要」としている。



