札幌の爆発火災、住宅敷地内のガス管に直径約2ミリの穴を確認 爆発前日に流量が通常の2~3倍に
札幌爆発火災、ガス管に穴 爆発前日に流量が通常の2~3倍 (17.02.2026)

札幌の住宅爆発火災、ガス管に穴を確認 爆発前日に流量が異常増加

札幌市手稲区の住宅で2月9日に発生した爆発を伴う火災で、1人が死亡、4人が負傷する痛ましい事故から約1週間が経過した。北海道ガス(札幌市)は2月17日、記者会見を開き、住宅敷地内のガス管に直径約2ミリの穴を確認したと発表した。同社は、爆発前日の夕方以降、住宅がある団地のガス流量が通常の2倍から3倍に増加していた事実も明らかにした。北海道警察はガス爆発の可能性を視野に、原因の詳細な調査を進めている。

ガス管の腐食防止カバー内に穴を発見

事故現場の住宅を含む計231戸の団地では、ボンベ庫から地中に埋設されたガス管を通じてプロパンガスが供給されていた。北海道ガスによると、爆発事故後の調査において、腐食を防ぐためにガス管を覆っているポリエチレンを剥がしたところ、直径約2ミリの穴が見つかったという。同社は現時点で、この穴と爆発事故との直接的な関連については「不明」としているが、専門家による詳細な分析が急がれる状況だ。

爆発前日のガス流量が異常に増加

さらに注目されるのは、爆発が発生する前日の夕方以降、団地全体のガス流量が通常時の2倍から3倍に急増していた点である。この異常な流量増加は、ガス漏れや配管の不具合を示唆する可能性があり、事故原因解明の重要な手がかりとなる。北海道ガスは、流量データの詳細な解析を進めるとともに、安全対策の再点検を実施する方針を示した。

今回の事故では、住宅が爆発し火災に至った経緯について、ガス漏れによる爆発が強く疑われている。北海道警察と北海道ガスは連携し、現場の徹底的な実況見分や証拠品の分析を継続。被害拡大を防ぐための再発防止策の検討も急務となっている。地域住民からは安全への不安の声が上がっており、行政と企業による迅速な情報公開と対策が求められている。