福島・いわきの余震から15年、小中学生に教訓伝える講演会
福島・いわき余震15年 小中学生に教訓伝える講演

4月11日、福島県いわき市の南西部で発生した大規模な余震から15年を迎えました。この地震は東日本大震災のわずか1か月後に発生し、震度6弱を記録しました。いわき市田人地区では、この余震による土砂崩れで4人が亡くなり、地域住民は災害の記憶と教訓を次世代に伝える取り組みを続けています。

専門家による講演で理解を深める

こうした取り組みの一環として、4月10日には元福島県立博物館学芸員の竹谷陽二郎さんを招き、地元の小中学生を対象とした講演会が開かれました。講演会には田人小学校3年生から田人中学校3年生まで約40人が参加し、「断層を通して見る地球の動き」と題した講演が行われました。

断層の仕組みを模型で解説

竹谷さんは模型を使って断層が動く原理を説明し、自ら作成した井戸沢断層の土壌剥離標本も披露しました。井戸沢断層は田人地区を通り、この余震を引き起こしたと考えられています。竹谷さんは「研究によって将来の地震をある程度予測できる。重要なのは災害に対する適切な恐怖心を持つことだ」と訴えました。

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15年にわたる地域の取り組み

田人地区の取り組みは、地域振興を目的とする評議会が中心となって進めています。2013年からは井戸沢断層に沿ってイチョウの木を植え、2024年からは震災後に生まれた子どもたちに教訓を伝えるプロジェクトを開始しました。

参加した田人小学校6年の舘いぶきさんは「断層の仕組みを初めて学び、とても怖いと感じた。大きな地震が起きても冷静に対応できるようになりたい」と話しました。

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