栃木県宇都宮市でクマの目撃が市街地で相次ぎ、9日に1頭が捕獲されたことを受け、市教育委員会は10日まで全市立小中学校94校を臨時休校としていた。しかし、捕獲以降は有力な目撃情報が確認されていないため、11日から授業を再開することを決定した。
警戒継続中も新たな目撃情報なし
市は、9日に目撃情報があった住宅地などで10日午前と午後の2回、職員による巡回を実施したが、クマは確認されなかった。市の担当者は「複数頭いる」との目撃情報があることから、引き続き警戒を続ける方針を示した。
学生からは不安の声
一方、宇都宮大学のキャンパスにクマが出没した現場では、3年生の学生(20)が「キャンパスには木々が多い場所があるので、今後はあまり近づかないように気をつける」と話し、警戒を続ける考えを示した。
市街地でのクマの目撃は6月初旬から相次ぎ、市民の間で不安が広がっていた。市と県警は連携してパトロールを強化し、市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけていた。今回の捕獲でひとまず落ち着きを見せているが、市は引き続き注意を促している。



