熊本市がDV避難女性への郵便物を誤送付 事務手続きのミスで避難先住所特定の恐れ
熊本市は5日、DV(家庭内暴力)を受けて避難している女性への郵便物を、避難前の住所に誤って発送していたことを明らかにしました。この問題は、市の事務手続きにおけるミスが原因で発生し、女性の避難先住所が特定される恐れがあるとして、市は女性に対して陳謝しました。
3回の申請にもかかわらず誤送付が繰り返される
発表によると、女性は昨年1月から計3回にわたり、書類を避難先に送付するように熊本市に申請していました。しかし、市側が送付先の変更作業を誤り、3回とも避難前の住所に郵送してしまったというのです。このミスは、女性からの「文書が届かない」という連絡が今年2月にあったことで調査が行われ、初めて発覚しました。
現時点では、女性への直接的な被害は確認されていませんが、市は関係機関と連携して安全確保に努めていると述べています。この事例は、DV被害者支援における行政の事務処理の重要性を浮き彫りにしています。
- 女性は昨年1月から3回、送付先変更を申請。
- 市が誤って避難前の住所に郵送を繰り返す。
- 今年2月の女性からの連絡で誤送付が判明。
- 避難先住所特定のリスクがあり、市が陳謝。
熊本市は今後、同様のミスを防ぐための再発防止策を検討するとしています。DV被害者の安全確保は喫緊の課題であり、行政の細心の注意が求められる場面です。



