北越急行がクラウドファンディング(CF)を通じて募った寄付金約415万円が、CFサイト運営会社から支払われていないことが明らかになった。同社は法的措置も視野に入れている。
CFで資金調達も決済不能に
北越急行は、新潟県南魚沼市と上越市を結ぶほくほく線を運営する第三セクター。同社は昨年11月23日から今年2月27日にかけて、CFサイト「うぶごえ」を通じてラッピング車両やイラスト制作のための資金を募っていた。目標額は200万円だったが、延べ174人から415万1670円が寄せられた。しかし、締め切り直前になってサイトでの決済ができなくなり、同社は直接の寄付に切り替えたところ、48人から145万4千円が集まった。
ラッピング車両は予定通り運行
北越急行は直接の寄付金などを活用し、予定通りラッピング車両を完成させ、5月2日から運行を開始している。CFを通じた支援者には限定グッズなどの返礼品も贈られた。同社経営企画課は「サイト運営会社とは連絡を取っているが、他の案件でも未払いが発生しているようだ。支援者の思いを踏みにじっている」と話す。
「うぶごえ」のサイトは現在もアクセスできない状態が続いている。北越急行はCFで集めた415万円の回収に向け、法的措置を検討している。



