国交省中国運輸局課長を逮捕 ストーカー規制法違反の疑い
広島中央署は2026年3月11日、面識のある30代女性に対して携帯電話で連続してメッセージを送信したとして、ストーカー規制法違反の疑いで、広島市中区に所在する国土交通省中国運輸局の貨物・港運課長、稲田拓男容疑者(52)を逮捕しました。
容疑内容と経緯
逮捕容疑は、2026年1月28日から3月4日にかけて、女性の携帯電話に「あなたが好きやったしな」などの内容を含むメッセージを連続して21通送信したとされるものです。広島中央署によると、女性からは昨年12月に相談が寄せられており、その時点で稲田容疑者は既に100通以上のメッセージを送信していたことが確認されています。署はこの時点で口頭による警告を行っていました。
容疑者の反応
稲田容疑者は、メッセージを送信した事実自体は認めているものの、「ストーカーまがいな行為ではないので納得できない」と話しているとされています。この発言は、逮捕後の取り調べの中で明らかになったものです。
背景と影響
この事件は、公務員がストーカー規制法に抵触する疑いで逮捕されるという、社会的に注目を集める事例となりました。国土交通省中国運輸局は、貨物や港運に関する重要な業務を担う機関であり、課長クラスの幹部職員の逮捕は、組織の信頼性にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。
広島中央署は、事件の詳細な経緯や動機について、引き続き慎重に捜査を進めるとしています。また、被害を受けた女性に対する支援や保護にも万全を期す方針です。
ストーカー規制法は、つきまとい等の行為を規制する法律であり、今回の事件はその適用が公務員にも及んだことを示すケースとして、今後の対応や防止策が議論されることが予想されます。



