教育委員会課長級職員を盗撮未遂容疑で逮捕 一部否認の供述
福岡県警は2026年3月9日、糸島市教育委員会の福田貴史容疑者(55)を性的姿態撮影等処罰法違反(撮影未遂)の疑いで逮捕し、正式に発表しました。福田容疑者は市教委の学校教育課に所属する企画監(課長級)の職員であり、教育行政の重要な立場にありました。
電車内での盗撮未遂行為と複数の動画発見
糸島署の捜査によると、福田容疑者は昨年12月16日午前8時5分ごろ、福岡市西区のJR周船寺駅に停車中の電車内で、当時17歳の女子高校生のスカートにスマートフォンを差し入れ、下着を撮影しようとした疑いが持たれています。この行為は明らかな盗撮未遂事件として立件されました。
さらに同月18日には、別の電車内で隣に座る女子高校生の寝ている姿を撮影しているという乗客からの報告が駅員に寄せられ、110番通報に至りました。駅員からの通報を受けた署員が福田容疑者を職務質問した結果、スマートフォンからは逮捕容疑となった映像だけでなく、エスカレーターで後方から下半身を撮影した動画など複数の不審な映像が発見されました。
「状況は覚えていない」と一部否認 教育委員会はコメント控える
福田容疑者は取り調べに対し、「行為をしたことは間違いないが、そのときの状況はよく覚えていない」と供述し、容疑の一部を否認していることが明らかになりました。また発見された動画の中には、2、3年前に撮影されたものも含まれていたとされています。
糸島市教育委員会は今回の逮捕について、「まだ捜査段階のためコメントできない」と回答し、詳細な見解を示していません。福田容疑者が所属していた学校教育課は、市内の学校運営や教育政策に関わる重要な部署であり、この事件が教育行政に与える影響は少なくありません。
福岡県警は現在、福田容疑者のスマートフォンに保存されていた複数の動画の詳細な分析を進めており、過去に同様の行為が繰り返されていた可能性についても慎重に捜査を続けています。教育委員会職員によるこのような事件は、学校現場の安全や信頼性に深刻な疑問を投げかけるものとして、地域社会に大きな衝撃を与えています。



