被爆者や市民団体で構成される「核兵器をなくす日本キャンペーン」は2026年5月23日、平和活動に関心を持つ若者たちが交流する「ユース新歓」と題したイベントを、東京都渋谷区で初めて開催した。このイベントには、大学生や社会人など約40人が参加し、活動の輪を広げるための課題や、これまでに受けてきた平和教育の内容について活発に意見交換を行った。
多様な団体がブースを設置
会場には、「核戦争に反対する医師の会」の学生部会や、神奈川県座間市の原爆被災者の会など、計6団体がそれぞれブースを設け、自らの活動内容を紹介した。参加者は各ブースを回りながら、平和活動への関わり方や、具体的な取り組みについて質問する姿が見られた。
若者の活動継続を支援
このイベントを企画したキャンペーンの中島優希さん(25歳)は、新生活が始まると、高校や大学で続けていた平和活動をやめてしまう若者が多いという現状を指摘。「各団体をつなぎ、若者同士が出会う場をつくりたい」と述べ、今回のイベントが若者の活動継続や新たなネットワーク形成のきっかけとなることを期待している。
参加者からは、「同じ志を持つ仲間と直接話せて刺激になった」「平和活動の情報交換ができて有意義だった」といった声が聞かれ、イベントは終始和やかな雰囲気の中で進行した。
今後の展望
「核兵器をなくす日本キャンペーン」では、今回のユース新歓を第一歩として、今後も定期的に若者向けの交流イベントを開催する予定だ。核廃絶に向けた活動の裾野を広げるため、さらなる参加者の募集も行っていく方針である。



