死亡の部員は「人なつこい性格」 磐越道事故で顧問が語った思い出
死亡の部員は「人なつこい性格」 磐越道事故で顧問が語る

福島県郡山市の磐越自動車道で、部活動の遠征先に向かう途中のマイクロバスがガードレールに衝突し、乗車していた高校生1人が死亡した事故について、所属する北越高校(新潟市)が10日夕に記者会見を開いた。会見にはソフトテニス部の男性顧問も出席し、亡くなった3年生部員の稲垣尋斗さん(17)の人柄や、事故前のやりとりについて語った。

事故の概要

事故は2026年5月6日午前7時40分ごろに発生。県警によると、現場は緩やかな右カーブで、バスは道路左側の路側帯に設置された緩衝材「クッションドラム」に衝突した後、ガードレールにぶつかった。この衝撃で稲垣さんは中央分離帯を越えて対向車線に投げ出され、死亡した。バスには北越高校男子ソフトテニス部の部員20人が乗車しており、遠征に向かう途中だった。

顧問が語った稲垣さんの人柄

顧問は会見で、稲垣さんについて「先輩や大人からすごくかわいがられるような、人なつこい性格でした。後輩の面倒をすごく優しく見てくれる子だった」と振り返った。また、「実力的に彼よりも上手な下級生が入ってきたこともありました。そんな中でも、思うところはあったと思いますが、明るく活動し、チームの盛り上げ役になってくれました」と述べ、稲垣さんのチームへの貢献を称えた。

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進路についての相談

稲垣さんは3年生になったばかりで、進路について顧問と話し合うこともあったという。顧問は「きょうだいからこんな風に言われているとか、こんな専門学校にしようかとか。だけど決められないんです、なんて相談も受けたりしました」と説明。さらに、「そんな焦って決めることないけれど、じっくり考えていこうね、という会話をしたことをよく覚えています」と、事故直前のやりとりを懐かしんだ。

会見では、事故の詳細や今後の対応についても説明があった。高校側は、遺族への対応や再発防止策を検討していると述べている。

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