自民党いわき総支部は9日、昨年9月に除名処分としていた福島県いわき市の遠藤崇広市議(51歳、2期)の処分理由が、故人を党員として登録するなどの虚偽申請だったと明らかにした。総支部はこれまで処分理由を示していなかったが、総支部青年局からの上申書などを踏まえ、同日の拡大役員会で公表した。
虚偽申請の詳細
総支部によると、党推薦の市議には10人の党員登録が慣例としてあった。遠藤市議が行っていた家族党員申請では同じ住所に10人の同姓者がおり、こうした状態が数年続いていたという。昨年7月、所属していた内郷支部が総支部に情報を共有し、総支部役員が市選管で選挙人名簿を確認したところ、同じ住所には3人しか記載がなかった。
調査結果と市議の認識
その後、鈴木智総支部長らが本人に聞き取り調査した結果、5人は既に亡くなっており、2人は別住所だったことが判明。遠藤市議からは「大丈夫だろうと思っていた」という趣旨の話があったという。総支部は「(虚偽申請だと)分かっていれば申請は受けなかった」とした。



