仙台市にある宮城教育大学付属特別支援学校が、2025年7月、地下鉄車内で生徒から迷惑行為を受けたと通報した第三者に対し、生徒の個人情報が記載された名簿を無断で閲覧させていたことが、2026年5月8日、学校への取材で明らかになった。
校長が謝罪、認識の甘さ露呈
杉浦誠一郎校長は「名簿の使い方を誤認していた」と話し、事実関係を認めた。学校は緊急時に備え、保護者の承諾を得て、地下鉄を利用して通学する生徒の顔写真や氏名などを掲載した名簿を作成し、宮城県警鉄道警察隊に提出していた。今回の対応は、個人情報の目的外利用に当たる可能性がある。
事の発端は地下鉄でのトラブル
学校の説明によると、地下鉄東西線の利用客から「生徒が膝を当ててきて、どいてほしいと言われた」との通報があった。学校は来校したこの通報者に名簿を閲覧させ、生徒を特定したという。
専門家は「個人情報保護の観点から問題がある。学校は名簿の管理を徹底すべきだ」と指摘する。学校側は再発防止策を検討するとしている。



