エボラ熱、女性に高リスク コンゴ東部で感染拡大、患者ケアや埋葬準備で
エボラ熱、女性に高リスク コンゴ東部で感染拡大

アフリカ・コンゴ(旧ザイール)東部でエボラ出血熱の感染が広がる中、女性の感染リスクが特に高まっていることが明らかになった。AP通信が4日、医療従事者の話として伝えたところによると、現地では女性が体調を崩した家族のケアや遺体の埋葬準備を担う習慣が根強く残っている。そのため、マスクや手袋などの防護具が不足する状況下で、接触による感染が懸念されている。

過去の流行でも女性感染者が多数

国連女性機関(UNウィメン)のデータによれば、2018年から20年にかけてコンゴでエボラ熱が流行した際、患者の約3分の2が女性と女児だった。この傾向は現在の流行でも繰り返される可能性が高いと専門家は指摘する。

国連機関が支援を要請

UNウィメンの幹部は5月22日の声明で、「このままでは過去と同じ結果を招く恐れがある。女性のニーズを満たす支援が不可欠だ」と訴えた。具体的には、女性への防護具の優先配布や、感染リスクの高い活動に従事する女性への教育・訓練の強化が求められている。

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エボラ出血熱は高熱や出血を伴う重篤な感染症で、致死率は高い。コンゴ東部では過去数年にわたり断続的に流行が発生しており、今回の流行でも新たな感染者が報告されている。医療体制が脆弱な地域では、感染拡大防止に向けた国際的な支援が急務となっている。

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