農水省係長自称の男、駅エスカレーターで盗撮未遂 千葉県警が逮捕
農水省係長自称の男、駅エスカレーターで盗撮未遂 逮捕

千葉県警市川署は3日、JR市川駅(千葉県市川市)構内のエスカレーターで女性のスカートの中を盗撮しようとしたとして、東京都品川区西大井6丁目に住む自称農林水産省係長の民部田直人容疑者(41)を性的姿態撮影等処罰法違反(撮影未遂)の疑いで現行犯逮捕し、4日発表した。容疑を認めているという。

署によると、民部田容疑者は3日午後9時45分ごろ、駅構内のエスカレーターで千葉県内在住の20代女性の背後からスカートの下にスマートフォンを差し向け、盗撮しようとした疑いがある。後ろにいた人物が不審な行動に気づき、すぐに取り押さえて現行犯逮捕に至った。捜査関係者によると、民部田容疑者のスマートフォンからは、この女性を盗撮したとみられる画像が複数見つかっているという。

容疑を認める供述

調べに対し、民部田容疑者は「間違いありません」と容疑を認める供述をしている。署は、同容疑者が以前から同様の行為を繰り返していた可能性があるとみて、余罪についても慎重に捜査を進める方針だ。

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現場の状況と逮捕の経緯

事件が発生したのは、多くの通勤客や買い物客で混雑する夜間の時間帯だった。エスカレーター利用者が多かったにもかかわらず、民部田容疑者は女性の背後に密着するように立ち、スマートフォンをスカートの裾から差し入れるような動作をしたという。この挙動を不審に思った他の利用者がすぐに声を上げ、近くにいた駅員や警備員と連携して容疑者を取り押さえた。通報を受けて駆け付けた市川署の警察官が現行犯逮捕した。

署は防犯カメラの映像解析やスマートフォンの詳しい解析を進め、他の被害者の有無を確認する。また、民部田容疑者が勤務先を自称していることから、農林水産省に対しても事実関係を照会する見通し。

性的姿態撮影等処罰法とは

性的姿態撮影等処罰法は、2014年に成立した法律で、人の性的な姿態を撮影する行為を処罰する。今回の容疑は「撮影未遂」であり、実際に画像を撮影したかどうかにかかわらず、撮影目的でスマートフォンを差し向けた行為自体が処罰の対象となる。未遂の場合でも、既遂と同様に厳しく対処される。

同様の盗撮事件は全国で後を絶たず、警察は駅や商業施設などでの警戒を強化している。今回の逮捕が、抑止効果につながることが期待される。

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