日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の事務局長を務める浜住治郎さん(80)が、米ニューヨークで開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議への参加を終え、5月3日午後に羽田空港に帰国しました。
NPT会議での精力的な活動
浜住さんは、会議の期間中に国際シンポジウムで被爆体験を証言したほか、各国の政府関係者と面会を重ねました。特に、非政府組織(NGO)セッションでの演説では、「核兵器も戦争もない世界の人間社会に向け、共に力を尽くそう」と力強く呼びかけ、核廃絶への強い決意を示しました。
帰国後の思いと今後の期待
帰国後の取材に対し、浜住さんは「私たちが訴えたことで、今の世界情勢が少しでも平和に向けて動いてくれることを願っている」と語りました。また、過去2回の再検討会議では最終文書が採択されなかったことを踏まえ、今回の会議では「まとめてほしい」と期待を寄せました。
浜住さんの活動は、被爆者としての立場から核兵器の非人道性を世界に訴え続けるものであり、今回の会議参加もその一環です。被団協は今後も、核廃絶と平和な世界の実現に向けて活動を続けていく方針です。



